画期的な携帯電話と金遣いの荒そうな見合い相手
「画期的な携帯電話と金遣いの荒そうな見合い相手 」
結婚相談所で紹介された見合い相手とお見合いをしている夢。
なぜだか私の両親と子どもが見合いの席に同席していて見合い相手と盛り上がっていた。
しばらくすると電話が鳴った。どこから鳴っていたかというと、私のカバンの中にあった印鑑のケースの中からだった。
ケースを開けると、印鑑の先から声が出た。
私は印鑑の先を耳に近づけて、声を聞いた。
声は50代くらいの女の人の声で
「もしもし、○○結婚相談所の○○です。あのね。こんなこと言いにくいんやけど、どうもお宅ら全然お似合いちがいますわ。相性悪いと思う。この見合いはなかったことにしはったほうがよろしいよ」
というようなことを言っていた。
「これはあくまでも私の直感やけどね」
と付け加えて。
「なるほど、直感ですか。実は私もそんな気がしましてん。話聞いてたら、なんかあの人金遣い荒そうやし。一本数百万円もするジーンズ買った話とかしてはってそう思いましたわ」
と、私は印鑑の声に向かって返事をしていた。
印鑑は、どこから見ても普通の印鑑で、スピーカーもダイヤルもどこにもついていなかった。なのに電話の役目を完全に果たしていた。
すごいなあ。こんな携帯があったなんて!!
夢の中の私はやたらとその印鑑型携帯電話に感心していた。